風囁

教会員の証


2月17日

小さな使徒言行録29章

M.G  

 日本にいながらも毎週、説教を聞いていた韓国の牧師先生が去年引退されました。キリスト教宣教100年を記念して建てられた超教派の教会の初代牧師として13年4ヶ月在任され、説教は講解説教で、13年にわたって使徒言行録1章からはじめ28章を最後にしたものでした。私にとって使徒言行録を1節1節詳しく読むきっかけになり、SGでそれをベースにして使徒言行録を皆さんと分かち合うこともできました。 

 韓国教会が世俗化と大型教会の世襲問題で信頼を失っていく昨今、実践を重んじる教会の改革と先生の生き様で尊敬される数少ない方の一人です。引退後の教会は、牧会・霊性・教会学校・対外業務担当4人の共同担任牧師体制になり、新しい試みとしてその先が注目されると思います。新しい体制のために、先生は早期引退なさってソウルから遠い田舎へ行かれたそうです。

 最後の説教は「新しいぶどう酒を新しい袋に、わたしを徹底的に捨ててください。借りがあるものとして恩に報いる気持ちでいきていきたい、各自の人生を通して自分なりの使徒言行録29章を書き綴ってほしい」という趣旨の説教でした。 

 これ以上先生の説教が聞けないのが私としては淋しい限りですが,13年間先生の説教を聞いてきたものとして先生の教えは十分すぎる、ただ頭でっかちで行動が伴わない私が問題。これから先生の教え通り「生活の礼拝化」を意識して、私がいる場所で私なりの小さき使徒言行録29章を書き綴ることに心を寄せて生きたいです。 住民が80人しかいない田舎での先生の生活がまもられることをお祈りします。


2月10日

敬愛するM姉へ

N.T 

 教会のM姉は、きりっとしたお顔で、「聖書のことがまだ分からないんです」と言われます。その度に私の頭の中に以下の聖書の箇所が浮かぶのですが、その場で整理してお話しするのが難しく、一方的に書きますことをお許しく ださい。

 「わたしたちは、今は、鏡におぼろに映ったものを見ている。だがそのときには、顔と顔とを合わせて見ることになる。わたしは、今は一部しか知らなくとも、そのときには、はっきり知られているようにはっきり知ることになる。」 (コリントの信徒への手紙一 13 章 12 節 新共同訳) 

 私が聖書を学び始めた頃、ある先輩のキリスト者が「『そのとき』とは、キリストの再臨のときであり、『そのとき』 が来て、はじめて神様を完全に知ることになる。その日を待ち望み、ともに日々励もう。常に自分の不完全な解釈で聖書を読んでいると認識して、同じく聖書を読んでいる他の人々の意見にも耳を傾ける姿勢を身に付けよう」と話され ました。今も私の指針となっています。 

 しかし幾度も「鏡におぼろに映ったもの」を見ようとする時に、完全であると錯覚する人の姿が立ちはだかり愕然とします。鏡の手前に映っているのは自分自身の姿であるのに、論点をすり替えて声高に他者を非難する人。どれほど他者を傷つけているのかなど、考えもしない姿。私は、そのような人を自ずと遠ざけます。しかし遠ざけたいその姿から目を逸らすことができずにいると、鏡の奥に、語りかけておられる御姿が見えます。人は傲慢になると、神様に背を向けるのでしょうか?

 私の信仰も問われます。(何故、取るに足りない私が、このように語るのか、不可思議です。 誰も耳を貸さぬ小さきものをも見捨てず用いられるほど計り知れない神様の愛と力を畏れます。) 

 御言葉を純粋に求めるM姉のそばには、寄り添う神様がおられますから、「そのとき」まで、喜び学びつつ、信仰の友として助け合い、隣人への配慮を忘れず歩みたいと願っています。また教会の課題である財政にも向き合い、信徒 一人ひとりの信仰をもって祈りを合わせ、教会を建てあげて行くことも大切にいたしましょう。

 これがM姉にお伝えしたかった思いです。真意を汲み取っていただければ幸いです。すべてに感謝して、M姉の体調が守られますようにお祈りいたします。


1月20日&27日&2月3日

Arise & Shine !! 造られ、変えられ、強められて主の働きへ

K. H 

 

 ハレルヤ!主のみ名を讃美します。 私は平尾教会の姉妹たちと四人でABWUマレーシア大会&シンガポール学習ツアーに参加しました。個人的にはABWU大会は初めての参加になります。「参加する」と決心するまで、私なりに思い悩み、決心した後も、自分のような者がABWU大会に参加しても良かったのか?と不安でいっぱいでし た。何故なら私の信仰はなくなりつつあったからです。主に創られた私でした。

 本当に救われたのか?と疑わしい自分。ABWU大会には場違いではないのか?でも!結果は!参加して良かったのです!初めて出会った神の家族の無償の愛に何度も触れました。出掛けて見なければ、また出会わなければ分からない。 日本にいては気づけない課題。私が感じた大会&平和学習ツアーを述べさせていただきます。

 会場はマレーシアのペナン島、イギリス統治時代からのリゾート地。ジョージタウンにある、ジョージタウンバプテスト教会(以下GBC)が会場です。ジョージタウンは世界遺産に登録されており美しいビーチや屋台街なども有名です。GBCは2年ほど前に新築されており、礼拝堂は天井が高く二階のバルコニー席も含めると1000人は収容可能なBig Churchです。平尾4人組はフライトスケジュールの関係で東京組よりも12時間早くペナンに到着したのですが、税関を抜けて外に出たのは夜の10時近くでした。出口にはABWU大会現地スタッフがにこやかにで迎えてくださいました。

 恐らくGBCの会員と思われる男性の自家用車と思われるワゴンに4人のスーツケースを載せ、私たちをホテルまで送ってくださいました。ホテルの無料バスが送ってくれるのだろうと思い込んでいましたが、夜間の送迎は無かったと思われます。平日の夜遅くに私達が入国するまで待機し、個人の車で送ってくれる、そのホスピタリティーに心を動かされました。私は福岡で同じように外国からやってきた兄弟姉妹にしてあげることができるのだろうか?と。初日の私の自分を顧みる瞬間でした。

心に残ったこと

 アジアの女性達だけではないかもしれませんが、710名のビックリするくらい素晴らし いバプテストの女性達は、“美しいもの”が大好きです。普段着ではお互いに見向きもしないのに、民族衣装で身を纏うと、記念写真を撮りたがります。私達日本チームも着物、浴衣、琉装は大人気でした。平尾四人組もフラドレスを着た途端、写真撮影の嵐でした。
 ABWU60周年祝会のプログラムの中で、マレーシアの音楽に乗せて歌った時は感動しました。リードしてくれた姉妹がメインを歌って、私達は伴奏部(うまく息継ぎしながら、ずっとアー♪と発声するだけ、と合いの手(「ナマスカーレム♪=私達はあなたを礼拝します」を入れるだけ)なのですが、楽器を使わずに大合唱すると、鳥肌が立つほど気持ち良いものでした。また、インドネシア・マレーシア・シンガポールなどで有名な民謡” Rasa Sayange ”が流れると・・・・ステージに上がり踊りだす姉妹達。” Rasa Sayange ”は「愛する気持ち、愛おしい思い」という意味らしいです。37年前にリリースされた、松任谷由実の「スラバヤ通りの妹へ」の歌詞に出ています。まさか、 37年後にマレーシアで聞く事になるとは。不思議です。

 祝会のメッセージの時に Dr. Ksenija Magadaさん( BWA President )から「この場所に自分はふさわしくないな、と感じている人はいませんか?」と聞かれたときに、あー、私のことだな、と恥ずかしく、下を向いてしまいました。信仰がなくなりつつあるのに参加しているからです。しかし、異国の姉妹達が、偶然隣に座った私を、「祈りのパートナーになりましょう」と誘ってくれるのです。大会スタッフの方々も運営に大変ご苦労されているにも関わらず、いつも笑顔で奉仕されている姿を見て、私は何をやって来たのだろう、と思いました。ひょっとしたら、 ABWUで出会った姉妹達に励まされて、一歩踏み出せるかもしれない、と希望を持つことができました。こんな気持ちになるのも不思議です。

 大会では、パフォーマンスタイムがあり、沖縄チームは美しい琉装とエイサーの衣装で「うまんちゅぬすくい」を演奏、踊られました。沖縄の太鼓も揃っていて圧巻でした。練習を積み重ねて大会に臨まれたことが良く伝わりました。沖縄のオリジナルのパフォーマンスは私まで誇らしくなり、感謝でした。後日、歌詞を教えていただき、更に驚きました。「うまんちゅ(=人々、みんな)めんソーリ わした(=我等)教会へ サーユイユイ 親しく交わり やれほんに 睦まじく またアーメン ハレルヤ 感謝です」繰り返し部分が耳に残り、自然と口ずさみたくなります。これはABWUにピッタリの歌詞でした。

 最終日の朝のひと時で、平尾4人組がフラで賛美することが許され、うれしかったです。私はフラチームの責任者ですが、音楽を事前に大会スタッフに送ることや、リハーサルの打ち合わせなど、英語でのやりとりは到底できませんでしたが、米本幹事や津留崎姉に助けてもらって準備し、 “Kanaka Waiwai“ (金持ちの男とイエス)を賛美しました。連盟にはフラ賛美をしている方がたくさんおられる中で、たまたま平尾からの参加者がフラチームのメンバーで、たまたま賛美することが許されて、感謝しかありませんでした。4人揃っての練習はなかなかできませんでしたが、神様が良しとしてくださり、気持ちを一つにしなさい、と導いてくださり、賛美できたと思います。

 腰痛や膝関節痛、またモヤモヤとした思いを抱えながらも、神様を賛美するために自分を抑えて穏やかに踊ってくれた姉妹達に感謝です。早朝から深夜まで大会に参加して、ホテルに帰ってからの練習は寝不足になりましたけれども、もしかしたら、フラ賛美が許されたのも、私を神様が捕えて離さないようにするためだったのかもしれません。祈り、ご支援とともに送り出していただいたことを心より感謝します。次回のABWU女性大会の開催国はミャンマーです。どうぞ、今から予定に入れてくださって、アジアの姉妹たちと出会いませんか?


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